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「働くをもっと楽しく、創造的に」をコーポレートミッションとして掲げるChatwork。働き方を変えるツールとして期待が掛かる一方、従来の製品との違いや実際の効果など、気になる点をChatworkの社員に聞いてみました。
今回の質問は『どういったビジネスシーンで効果を発揮しますか?』
Chatworkを導入している企業は、どの程度の規模が多いですか?
盛山 一般的にいう中小企業ですね。部署間や拠点間をまたいだプロジェクトチームのコミュニケーションにも有効です。
どのように使われるのでしょう?
盛山 プロジェクトや支店ごとに「グループチャット」を作れば、まさにチャットで会話と同じような状況が生まれますし、擬似的に会議を開くことも簡単です。
「Chatwork Live」というビデオ/音声通話の機能も備えていますから、対面でのコミュニケーションも可能です。デスクトップ版アプリ、モバイル版アプリなど、それぞれの環境に合わせて使えますし、PCやスマートフォンなら外出先でも会議に参加しやすいんです。
主には社内向けに使うツールなのでしょうか?
盛山 いえ、社外のユーザーともグループチャットを組んでやり取りができます。たとえば、顧客、営業担当者、担当者の上司がメンバーに入ることで、営業担当に同行しているのと近い状態をつくれます。
顧客をChatworkに招待できるんですね。
盛山 Chatworkはフリープランを設けていますし、対顧客の使い方であればフリープラン内でもやり取りは可能です。
ただ、上司や顧客から「ITはどうも苦手で……」なんて声も聞こえてきそうです。
盛山 Chatworkは年代やITリテラシーを問わずに誰でも利用できるサービスを意識して設計・提供されています。
一例ですが、不動産仲介のある企業では、ベテラン社員が持っている住宅ローンの知識といったノウハウが若手社員にうまく共有されておらず、それが個人別営業成績にも表れている状態でした。電話や対面が中心となる従来のコミュニケーションは「1対1」になりやすく、情報共有が十分に行き渡らないケースも耳にします。
Chatworkだと「1対多」の情報伝達が可能になる、ということでしょうか?
盛山 そうです!若手からの仕事の相談に経験豊富なベテランが答えたり、逆にチャットやITサービスに関してはベテランが若手から教えてもらう機会が自然と生まれ、世代を超えたコミュニケーションが生まれます。先ほどの不動産仲介の企業では「住宅ローン相談室」のようなグループチャットを設けることで、若手を中心に相談が書き込まれ、それにベテランが答えるという流れが自然と出来上がりました。
Chatworkやビジネスチャットに関する素朴な疑問を解決!
Vol.03 ビジネスに効く!IT化を進めたい企業も導入しやすいポイントとは?
盛山翔平(もりやましょうへい)
Chatwork株式会社
事業推進本部 ダイレクトセールス部
駐車場運営会社にて物件の仕入れなどの経験を経て2017年にChatworkに入社。
主に中小企業や非IT企業での業務効率化を進めるため、Chatworkの普及に従事している。現在は士業、建築、不動産を中心にChatworkを広めているため、業界に特化した相談を受けることも多い。
長谷川賢人(はせがわ・けんと)
ライター/エディター
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。