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「働くをもっと楽しく、創造的に」をコーポレートミッションとして掲げるChatwork。
働き方を変えるツールとして期待が掛かる一方、従来の製品との違いや実際の効果など、気になる点もあります。
今回は「具体的なメリット」について、Chatworkの社員に聞いてみました。
実際に利用者から挙がっているメリットや、公開できる成果を教えてください。
冨山 メールにありがちな挨拶などを省いて、チャットでスピーディに会話できたり、時間や場所に縛られることなくコミュニケーションが取れる点が好評です。ある大手インターネットサービス企業では、メールと比べて1人あたり毎日1.26時間を削減できたとの声もありました。
毎月、およそ3日分くらいの差が出ますね!
冨山 法人向けプランの「エンタープライズ」プランでも月額800円で利用できますから、3日間の余白期間が生めることを考えると、費用対効果も高いのではと思います。
スピード感以外にもメリットでよく挙がることは?
冨山 過去のメッセージを簡単に検索・閲覧できる機能です。Chatworkではプロジェクトごとの「グループチャット」を作成できるのですが、後からメンバーとして入室しても、それまでグループチャットでやり取りされていたメッセージを閲覧できます。
疑問点があった際も、まずは検索・閲覧することで答えを探せたり、過去のやり取りを見ることで簡単な引き継ぎや進捗の把握もできるのです。メッセージは「AND検索」や「新着順」などのフィルタリングもできます。
なるほど。グループチャットのよい使い方の事例もありますか?
冨山 ちょっとした困りごとなど、誰に聞けば良いかわからないことを気軽に尋ねられる「相談・質問チャット」を作るのもおすすめです。特に新入社員が入ってきた後などは、つまずくような課題や困りごとは似ていますから、過去メッセージが見られるグループチャットの検索は便利です。まさに社内用の「知恵袋」があるようなイメージです。
他にもメリットとして挙げられることはありますか?
冨山 Chatworkは「非同期型コミュニケーションツール」であることもメリットといえると考えています。
電話などの「同期型コミュニケーション」は相手と時間を合わせないとコミュニケーションは取れません。一方でチャットは、自分の都合が良いときにメッセージを確認し、返信することができます。
飲食業などのようにシフト制で仕事をすることが多い職場では、チャットだと必要な情報を受け渡しやすいのです。
Chatworkやビジネスチャットに関する素朴な疑問を解決!
Vol.02 Chatworkで業務効率化&情報の見える化をしよう
冨山隆道(とみやまたかみち)
Chatwork株式会社
事業推進本部 ダイレクトセールス部 マネージャー
新卒からSIerにて新規営業を経験。2016年よりChatworkに入社。法人セールス担当としてChatwork導入推進を担当。現在はダイレクトセールス部のマネージャーとして、Chatworkの普及に従事している。
長谷川賢人(はせがわ・けんと)
ライター/エディター
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。